キャッシュフロー表は不要!?
ネットやツイッターで、キャッシュフロー表なんて、20年、30年先の事はわかんないんだから必要ないのでは?という話題があがることがあります。
たしかにそんな先の事、誰もわかりません。私なんて20年どころか、5年先でも分からないです。家族構成の変化や、もしかしたら身体や心の病になっているかもしれないし、収入が増えてるかも、減っているかもしれないし。
私も90歳までのキャッシュフロー表を作りましたが、80歳とか90歳とかって月の出費もその時に置かれている状況で全く異なってくるので、アテにできない数字だと思っています。
しかし、とりあえず退職時や、50歳、60歳くらいの時点でどのぐらい資産があって、年金はいくらもらえて、月々このくらいは必要で、このくらいずつ毎月使えば80歳や90歳くらいまで生活していける。というのがざっくり把握できて目安にはなるはず。
もし途中で状況が変わっても、保険や社会資源に頼ったりしながら、軌道修正できるはず。
一番よくないのが漠然とした不安を抱えていて、自分の状況を把握していないこと。以前の私がそうでしたが、現実を見るのが怖くてずっと避けていました。でも、キャッシュフロー表を作って現実を見ることで、修正の必要なところや、このままでも大丈夫。っていうのがわかるのが良い点。
作るまではかなり面倒だけど、一度作ってしまえば、あとは楽チンです。あと、年金の繰り上げと繰り下げや、60歳まで70歳まではたらくパターンとか作ってみると全然貯蓄残高が異なって面白いですよ。状況は変わっていくので、1年に1回見直していけると更に良しです。
日本FP協会でキャッシュフロー表はじめ、便利な家計ツールが無料で配布されています。
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