中高一貫私立校に通うと、学費はいくらかかる?
だんだん暖かくなって、夏日になる日も出てきましたね。ことし初めてスーパーで売ってるカップのかき氷を買ってしまい、牛乳かけたら安定のおいしさでした♪
先日投稿した高校受験にかかった費用はいくら?では公立中学から塾に通いながら私立高校へ通っている長男の学費ネタを書きました。今回は中学から私立に通う長女の学費も含めてみたいと思います。
高校での学費はどのくらい?
上の表は文科省のデータ
データによると高校で1年間に必要な学校教育費は、公立で約24万円、私立では約74万円。塾や習い事も含めた学習費総額は公立で約41万円、私立では約100万円。私立は公立の約2.5倍。
所得に応じて地方自治体から補助金が出る場合もありますが、それでも公立と比べれば多くの人はたくさん支払う必要があります。また、40代50代の親が多いため補助を受けられる所得をオーバーしている人が多いです。以下は一部。自治体により異なる場合があります。
大阪府/平成28年度以降に入学する皆さんへの授業料支援制度について
我が家も高校1年間、高校1年間で120万円(入学費等含む)。塾代は約2年間で107万円。データと同じくらいの費用が掛かっています。
中学での学費は?
文科省のデータでは1年間に必要な学校教育費は公立中学が約13万円、私立で約102万円。塾や習い事も含めた学習費総額は公立で約48万円、私立では約134万円。私立は公立の約2.8倍。
我が家にあてはめてみると
ちひまさ家の長女(上の子)は小学校4年生から塾へ通っていました。そして中学受験をし、中高一貫・6年間私立に通っています。
我が家でも塾代小学4年51万円、5年時65万円、6年時73万円。中学受験試験代6万円。
中学校学費が中学1年105万円(入学費等含む)、中学2年78万円、中学3年82万円。
高校の学費が高校1年105万円(入学費等含む)、高校2年80万円、高校3年70万円。
高3より塾に通い、塾代が1年間40~50万円程度かかる予定。ほか、通学定期が年間10万円程度かかっています。
小学4年生からの合計約800万円
入塾する前は、こんなに学費がかかるとは思ってもいませんでした。仲良しのお友達がくもんや塾に通いだし、小学4年生だった長女は多分わけもわからず「私も行ってみたい」と言い出し、興味本位で見学に。行ってみるとそこはさすが楽しかったらしく、春期講習に通い、通常コースにも通うようになりました。
生まれたときからコツコツ、大学の学費の積み立てをしていましたが、中2くらいでなくなりました。そして、学費以外で貯金していた’生活防衛資金’投入となり、現在は自転車操業状態となってしまっています。さすが人生の3大費用のうちの1つです。子どもが塾に通いだすころは、結構みんなも行ってるし、まぁこのくらいなら大丈夫やろう。と思っていましたが、もう少し考えてから動く必要があったと思います。
キャッシュフロー表
下の表は日本fp協会さんのサイトで配布されているもの。
長女小学3年間の塾代、私立中学高校の学費、高校3年の塾代、文系私立大学の学費(予定額)
長男の中学2年間の塾代、私立高校の学費(予定額含む)、理系私立大学(予定額)です。
このほかにも今後、留年や留学、浪人、大学院進学、ダブルスクール等々あるかもしれません。奨学金を受けるかもしれません。このような場合は家族で相談し、その都度対応していく予定です。
会社員の平均給与は年収500万円といわれています。
だいたい40年働くとして、生涯収入は2億円。
税金や保険を差し引くと、およそ1億6000万円が定年までの手取り金額です。これが、人生80年で使えるお金の総額です。
林 總著 正しい家計管理より引用
我が家も普通の会社員家庭。ホントに、改めてみてみるとすごい額です。教育費の占める率は本当に大きいです。
まとめ
人生の3大費用のうちの1つである教育費。
わが家のような状況になるご家庭も多いのではないでしょうか。大丈夫、いけるだろう、と安易に考えず少し先の状況を考え行動していけるといいなと思います。
子どもが大学を卒業するまでは家計が厳しい状況で投資をする余裕はほとんどありませんが、節約しつつ、idecoだけは続けていきたいと思います。
子どもにかかる教育費は投資。多くかければ良いというものでもありません。私たちへの見返りはなくてよく、本人へ返ってくるいろんな意味での投資であってほしい。子どもたちが将来何をしたいか考え、人生の幅を広げ、幸せに生きていけるように。