生命保険解約しました
こんにちは、ちひまさです。
突然ですが、あなたは生命保険に加入してますか?
わが家では、旦那さんがつい先日まで日本生命の「ニッセイ生きるチカラ」という保険に入っていました。
死亡保険金 3650万円 一時金と240万円×10年間
三大疾病一時金 100万円
入院日額 10000円
がん・成人病入院プラス日額 5000円
等々
毎月保険料13000円、 約14年間×13000円=220万円
加入したのは14年前、子どもが3歳と1歳の時に加入。新しい転勤先でベテランのニッセイレディさんが来て、おすすめのプランを勧められるまま、ほとんど調べもせず加入しました。13000円くらいなら節約すれば、なんとか払えるし、まぁいっか。と。
今考えると安易すぎる...
確かに、子どもが小さい頃は3000万円くらいの死亡保険金は必要でした。しかし、成長するにつれて少しづつ見直しは必要だったと思います。見直したいな、と子どもが成長するにつれ漠然と考えていましたが、なかなか行動には移れず数年が経過。
また、世の中に病気でも誰でも入れるような保険がありますよね。あの平日の昼間によく流れているCMを観ていて、淡い疑問が私の中で生まれていました。「持病を持っている人が加入していたら支払いも多いやろうし、しかも莫大な広告費とか払っててどうやって経営成り立つのかな」と。それでネットで調べたり、本を読んだりして、保険は保険会社が儲かるようになっていることに気づき(←当たり前) 保険は子どもが小さい時だけでいいんじゃないか、と考えるようになりました。
さらに看護学校で、‘国民衛生の動向’などで日本人の死因順とか罹患率など詳しく勉強する機会がありました。
下記のグラフは全がんの罹患率・年齢による変化を表したものです。国立がん研究センターがん対策センターより引用
60歳くらいまでほとんどガンに罹ってないですね。
厚生労働省、最近公表の統計資料P23(単位:千人)
左列から順に総数、0~14歳、15~34歳、35~64歳、65歳以上、75歳以上となります。
続いて死因順位。
厚生労働省:死因順位(第10位まで)別にみた年齢階級別死亡数・死亡率(人口10万対)
グラフは平成19年までのデータで少し古いですが、上のリンク厚生労働省の死因順位では、だいたい年間110万人亡くなる内、34万人がガンで亡くなっています。55歳~59歳が約2万人、60歳~64歳が約3万人。。。
下のグラフは、全がん死亡率の年齢による変化を表したものです。
60歳くらいまではほとんど亡くなっていませんよね。闘病に費用は必要にはなると思いますが、 やっぱり医療保険は60歳くらいまで、不必要なんじゃ?60歳になれば、それに対応できる程度の蓄えを持つようにしておけば大丈夫そう。高額医療費制度もあるし。
それよりも、適度に運動をして、味付けの濃いもの、脂っこいものは少なめに食べるようにし、生活習慣病にできるだけ罹らないよう、また、ストレスもあまり溜めないよう心身ともに健康で過ごすことが一番なんじゃないかなと考えるようになりました。
なので、うちでは三大疾病特約付き入院日額1万円死亡保険金3650万円の生命保険を解約しました。
約14年間×13000円=220万円 解約返戻金は約15万円...
掛け捨てだから仕方ないですけど、もったいないことしたなと思います。
改めて、保険は大きな買い物だと思いました。ま、安心料だったということで、忘れるようにします...高いー!
今後は解約により浮いたお金を投資の方にまわしていきたいと思います。
あ、でも旦那さんが子どもが独立するまでは死亡保障は欲しいらしいので...
そこはもう少し相談してみたいと思います。